英学史:71回研究例会

第71回研究例会。 http://tom.edisc.jp/eigaku/reikai/reikai071.pdf

英学史:ニューズレターNo.80

支部ニューズレターNo.80を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter80.pdf 広島英学史の周辺(46) 話題の朝のテレビ小説。『赤毛のアン』の村岡花子に続き,竹鶴政孝の物語も「英学の気」を伝えてくれます。かつてこの欄に次のように書き…

英学史:ニューズレターNo.79

支部ニューズレターNo.79を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter79.pdf 広島英学史の周辺(45) 痛ましい災害が続き,胸が痛みます。危機を回避する対策とともに,突然の事態を受けとめる「心の備え」が必要なのかもしれません。ここで…

英学史:ニューズレターNo.78

支部ニューズレターNo.78を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter78.pdf 広島英学史の周辺(44) 年度初めに備え,研究室の片づけを試みた。予想通り,片付くどころか一層乱雑に。ただ,収穫もあった。しまい込んだまま行方不明だった中…

外国語活動から始まる英語教育

英学史:ニューズレターNo.77

支部ニューズレターNo.77を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter77.pdf 広島英学史の周辺(43) Stevenson の Treasure Island は,大学時代のテキストの一つでした。ペーパーバックの冒頭に出てくるbacon and eggsのところで,先生が…

英学史:ニューズレターNo.76

支部ニューズレターNo.76を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter76.pdf 広島英学史の周辺(42) 長く続いた暑い夏がようやく終わり,急激に気温が下がってきました。ここ数年,秋雨の時期が後ろにずれている,ということをラジオで聞き…

英学史:ニューズレターNo.75

支部ニューズレターNo.75を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter75.pdf 広島英学史の周辺(41) 寺田芳徳先生には,比治山女子短期大学赴任当初より大変お世話になりました。LL教室の機器や教材をどう活用するか,先生の理念と方法論を…

英学史:ニューズレターNo.74

支部ニューズレターNo.74を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter74.pdf 広島英学史の周辺(40) 年 4 回のサイクルでニューズレターを発行するようになってから40号を迎えました。早いもので丸10年,事務局兼広報を担当して参りました…

英学史:ニューズレターNo.73

支部ニューズレターNo.73を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter73.pdf 広島英学史の周辺(39) 初めての今治例会はとても実り豊かな会となりました。地域の英学史・英語教育史を追い続ける地元研究者との直接対話は実に有意義でした。…

英学史:ニューズレターNo.72

支部ニューズレターNo.72を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter72.pdf 広島英学史の周辺(38) 前任の大学では,四国方面への高校訪問を積極的に行っており,その一環で今治を訪ねたことがある。しまなみ海道が完成する前のことだ。一…

英学史:ニューズレターNo.71

支部ニューズレターNo.71を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter71.pdf 広島英学史の周辺(37) 「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて〜生涯学び続け,主体的に考える力を育成する大学へ〜」,そして「教職生活の全体を…

公開講座

広島キャンパスで公開講座の講師をつとめました。 http://www.pu-hiroshima.ac.jp/~umamoto/hict2012/

英学史:ニューズレターNo.70

支部ニューズレターNo.70を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter70.pdf 「ことばと向き合う」というエッセイを書きました。 広島英学史の周辺(36) 広島県はおしい!のだが,「おしい」を英語で何と言う。残念といっても「おいしい」…

ことばと向き合う

「日本英学史学会中国・四国支部ニューズレター」No.70「エッセイ」 どこまでも広く,どこまでも深い。そんな「ことばの世界」を森,林,海などに例えることがある。その名称中に「林」や「海」を含む辞典は,こうした比喩を意識したものだろう。話題の国語…

英学史:ニューズレターNo.69

支部ニューズレターNo.69を発行。 http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter69.pdf広島英学史の周辺(35) 元旦に映画を見に出かけたのは初めてのことです。『山本五十六』。広島,英学とも無縁でないこの映画,世界をどう見るべきかを考えさせら…

【英教史】月報239号&【英学史】支部ニューズレターNo.62

日本英語教育史学会月報239号を発行し、ウェブサイトを更新した(月報のリンクは表紙ページのみ)。 今年の全国大会は秋田での開催。プログラムはこちら(毎年、センス溢れるプログラムを編集してくれる担当者に感謝!)。 ◆◆◆ 英語教育史全国大会の2週間後…

始動

先月の英語教育史学会広島例会は賑やかで充実したものとなった。春の嵐で交通機関の乱れる中、遠路はるばるご来広くださった方もある。参加者の皆様に感謝。これでしばらくの間、広島の春の例会はおやすみだ。新年度、広島は秋だけの開催(9月の予定)となる…

スペリングの話

先週、恒例の生涯学習講座を終えた。今回焦点を当てたのは、ウェブスターのスペリング・ブック。アメリカの子どもたちに発音と綴り字を教えるために編まれたこの書は、日本でも英語教科書として用いられ、明治の初期から様々な独習書も出された。例えば、明…

独りで学ぶ書のいろいろ

まだまだ越えなければならない山は続くが、少し気持ちにゆとりができたので、ここ最近入手した古本の数々を記しておこうと思う。 元木貞雄『ニューナショナル第三リードル独案内』榊原友吉, 1887.(第12版, 1897) Shigemi, Shiukichi. A Japanese Boy, By H…

英教史:月報237号

月報237号の発信と学会ウェブサイトの更新。次の例会は宇品の広島キャンパスで。 いろんなことに忙殺される日々。「どうして2月は28日までしかないのよ!」という同僚の言葉を聞いて、妙に納得。 今月は残すところあと1週間。締め切りはいくつも抱えている…

毎日が締め切り

さっさと一月が、いんでしもうた(←往ぬる)。逃げるばかりの二月に入り、毎日が仕事の締切日。 先週末は英学史支部のニューズレターを発行し、ウェブサイトを更新する。高梁例会の余韻に浸りながら、新年度の準備にかかる。 ◆◆◆ 週の前半は、瀬戸内側の2つ…

英語新カードの続き

缶に入った『英語新カード』の続き。1年生用714枚中、アルファベット順に振られた最初の100番までに、6つの「欠番」があった。3, 23, 39, 76, 83, 93。それぞれ前後2枚のカードに記された単語を書いてみる。欠番には * を付けたが、さて、その欠番の単語は何…

カバーのない本

【英学徒の隠れ家日記より】 カバーをとって、またかける、と書いた。きれいな装丁の施された、その本独自のカバーのことだ。 新刊書店で文庫や新書を買うと、その書店の包装紙のようなカバーが要るかどうか尋ねられることがある。このカバーをすると、どん…

雪は続く

【英学徒の隠れ家日記より】 駐車場にとめたままの車に積もった雪が、どんどん厚くなる。寒い部屋の温度を上げるには、コンロに鍋をかけ、ちょっとした煮物や、ご飯を炊くのがいちばん早い。電気の暖房機器では、こうはいかない。 小さな炎を頼もしく思い、…

広島から上京した人々

日曜日は年の初めの英教史例会。明治期に東京外国語学校に置かれた第五臨時教員養成所に関する発表を聞き、その教育内容の詳細を、緻密な調査によりまとめられた資料によって学んだ。「資料はこう使って、こうまとめ、こうやって対象を歴史の中に位置づける…

リプトン

【英学徒の隠れ家日記より】週末は東京。気の置けない仲間たちと、絶品の鍋を囲む会。いろんな話が飛び出す中、どういう文脈だったか忘れたが、神保町のランチョンで「オールドの紅茶割り」を吉田健一が楽しんだ、という話を紹介した。出典は『昼間の酒宴』。…

カード学習

昨年秋に、英語カードを入手した。 英語研究編輯部(編)『学年別英語カード』研究社, 1909. 手に入れたのは、この第三学年用と第四学年用。いずれも増補訂正第70版で、第三学年用の箱の裏には大正9年、第四学年用には大正10年の発行とある(初版は明治42年)…

両面印刷派

【英学徒の隠れ家日記より】 両面印刷派の僕にしては珍しく、筆ペンで宛名を書いている。裏面がいつもと違うということもあるけれど、いくつになってもこの字じゃあ恥ずかしいなあ、という思いもあって、一枚一枚書くことにした。早くから賀状を送ってくださ…

一年で一番穏やかな日々

【英学徒の隠れ家日記より】 元旦は恒例の初日の出。三が日は日常の生活がストップしたような、静かで穏やかな日々だ。気は休まらないが、久し振りに仕事を忘れ(てはいないけどね)、休みを過ごす。 朝から何度もトランプに興じ、昼間は本屋さんを目指して…