日本英語教育史学会第185回月例研究会

日本英語教育史学会第185回の研究例会へ出席しました。今回の発表は次の2点。

1.伊藤裕道(日本大学)「日本における学習英文法の歴史と課題(中間報告)」

(メモ)一次資料を用いて先行諸説に見られる不備や疑問点を鮮やかに斬る伊藤先生のご研究に感銘を覚えました。artとscienceのお話も、私の頭の中を整理する上でとても参考になりました。「こんな研究がしたい!」と心から思います。

2.今野鉄男(立正大学)「小野圭次郎『最新研究・英文の解釈・考え方と訳し方』(山海堂, 1921)について」

(メモ)学習参考書は図書館では冷たい扱いをされているようですので、優れた著作の保存や検証を組織的に進めることができたらいいな、と思いながらお話を伺いました。