仕事始め

今日は仕事始め。アマゾンやら日本の古本屋やら、本は職場宛に届けてもらうようにしている。そしてその多くは研究室の書架や物置と化したソファーの上や床の上に居場所を求めるか、研究室近くの隠れ家の畳替えしたばかりの小部屋を覆うかしている。
年末にいろいろとネット注文を入れたので、今日はいろいろと届いています。
高山宏『ガラスのような幸福』
ユリイカ2006年1月「翻訳作法」
柴田元幸氏のことばをいくつか。「実は翻訳ほど、受験英語をちゃんとやったことが報われる仕事もないんじゃないですかね」「文法はものすごく大事です」「濫読的に英語を読んだり、映画を見たりするのがいい」「まず、伝えたいことがある、伝えられる中身を自分が持っている、ということのほうがずっと大切」「むしろ引きこもって本を読んでいる奴のほうが僕的には偉い」
◆みんなの古本500冊
http://d.hatena.ne.jp/keibunsha2/20071221
山田稔『教授の部屋』を紹介している方がありました。LL教室が舞台の「函のなか」が含まれているこの本を引っ張りだしてみました。初期のLLの様子がよく分かります。ラボの後方に設けられている調整室、そこにもドラマがあるのですよ、たしかに。
もう20年も前にLL学習室の一角を研究室としてスタートした教員生活。懐かしい前任校のLLを思い出しました。LLがCALLと呼ばれるようになった今でも僕は、「複雑なおもちゃを与えられた大きな子供みたいなもの」のようです。