図書館と古本屋さんのハシゴはみんな好き

【英学徒の隠れ家日記より】


いつもの悪ガキ3人組。昼前に出発し、かつて住んでいたアパート近くの土手を歩きながら、悠々と泳ぐ大きな鯉の群れや、川面に浮かぶマガモたちを眺めます。空にはアオサギかな。

アストラムライン4駅分を歩いて隣の区の区民センター。1階の食堂でお昼を食べて、いざ2階の図書館へ。3人とも思い思いの場所でゆったりと過ごしました。座って本に視線を落としていたら、いつしか夢の世界へ。すっかりリラックスモードです。

気になった本を借りて帰ります。今日は、以下の3点。

伊藤和夫伊藤和夫の英語学習法』駿台文庫, 1995.

小島貞二快楽亭ブラック伝』恒文社, 1997.
西田幾多郎香山リカ『実在と自己 西田幾多郎 善の研究』(能動知性5)哲学書房, 2000.

帰り道はさすがに歩くのをあきらめて、アストラムに5駅分ゆられて隣り町の古書店へ。先週も来たところです。ここはどちらかと言うとエンタメ系の古本屋さん。ブックオフのように本を磨いてはいないけれど、その分、何が出てくるか分からない魅力があります。なんたって、30センチほどの間隔を置いてブリタニカ百科2冊を並べ、その上にベニヤ板を置いた本棚?が柱の傍に立っているのです。隙間をブリタニカよりもちょっと背の低い本が埋め、それが何層も積み重なっています。全集や百科などのバラ売りは古書店では珍しくないけれど、この本棚の柱が売れちゃったらどうするんだろう?と、いらぬ心配をしてしまいます。

店頭の『太陽』や『サライ』などはときどき買いますが、今日は店の奥のほうでポーラ文化研究所発行の『is』2点を発見。さっそく買いました。ちょっと嬉しい気分。

・『is』17, 1982.(特集「時」)
・『is』48, 1990.(特集「ペット感覚」)