藩校の時代

徒歩で市内中心部へ。中央図書館の上の階で、郷土資料と参考図書を見て回りました。
大石 学(編)『近世藩制・藩校大事典』より、広島関係分を複写。広島藩藩校の始まりは1725(享保10)年の講学所。1869(明治2)年には城内に洋学所が設立され、翌年、四学(朱子学、皇学、洋学、医学)を統合して修道館と呼んだようです(この流れを汲むのが現在の修道学園)。
福山藩では1786(天明6)年に弘道館、それを発展的に解消して開館したのが誠之館で、1855(安政2)年。漢学、国学、洋学、医学、数学、軍法、武芸などを課したといいます。
藩校での洋学はその後の英学に連なっていくわけだから、広島英学の源流を調べる上で、各藩の洋学教育の歴史に注目してみたいと思います。
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関連情報(ウィキペディアより)
元号一覧(江戸時代)  日本教育史