英教史211回例会 / uma

20日の日曜日、日本英語教育史学会第211回月例研究会に参加しました。2本の発表と続く質疑応答はいつもながら刺激的なものでした。

  • 「戦後」という言葉は、どこに居るかによって異なるのですね。よく聞くと当たり前のようなことですが、「眼からウロコ」のような思いで大内先生の発表を聴きました。
  • 「フェートン号200年」は本当に「英語教育200年」なのか、という問いかけにドキッとしました。私たちが普段「英語教育」と呼んでいるものの本質は何か、これからもしっかり考えながら研究を続けたいと思います。

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広島へ帰って来てから、とても忙しい日々が続いています。新学期の授業を回すことも大変ですが、一ヵ月後に迫った英学史の支部例会・総会の準備、紀要と名簿の準備、それを会員に伝えるニューズレター、これらを大急ぎで進めています。
「いまやらねばいつやれる、わしがやらねばたれがやる」
・・・ってつっぱるのも、ほどほどにせんにゃあいけんね、と思う今日この頃です。

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uma

【英学徒の隠れ家日記より】

ちょっとしたサインをするときに、「うま」って書いたり、アルファベットで「uma」と書いたりすることがある。
学生時代、英国にホームスティしたとき、事前提出書類のニックネーム欄に「Uma」と書いたら、ホストファミリーから「ユーマ」と呼ばれて戸惑った。語学学校でファーストネームを名乗ったら、いつしか「Tom」と呼ばれるようになった。それをホストファミリーに伝えると、そっちのほうが呼びやすいと喜んでくれた。それ以来ずっと、彼らは僕を Tom と呼ぶ。
uma の話。大文字で書くと、UMA。これは Unidentified Misterious Animal(未確認動物)だ。
ヒバゴンもこの一種だろうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%90%E3%82%B4%E3%83%B3
小文字の uma。昨日観たポルトガル映画 "A Divina Comédia" の中で、こう綴られた語を何度も見た。ポルトガル語で「一つの」という意味だそうだ。
こんな便利なサイトもある。
http://translation.infoseek.co.jp/?ac=Text&lng=pt
この間、黒田龍之助氏の『語学はやり直せる!』を読んで、他の外国語に手を広げることも楽しそうだと思い始めたところ。
こんなちょっとしたことから、ご縁のある言語は見つかるのかも知れない。