英教史:月報220号

日本英語教育史学会の月報220号を発行した。(表紙ページは、ここ
今回のEditor's Boxです。

EDITOR'S BOX 月報220号の「記念号」をお届けします▼新しい体制がスタートしたことをお伝えする今号は切りの良い号数であったことと、個人的に私は「2」が好きなので、「記念号」と呼ばせていただきます▼小篠敏明先生、竹中龍範先生より、新旧会長のご挨拶を頂戴しました。役員一同、身の引き締まる思いです▼「若手エッセイ」連載第1回は、幹事として活躍中のナイスガイ・榎本剛士氏。わが学会のホープによる「熱い」メッセージをお届けできることを、とても嬉しく思います▼新企画の「英語教育史フォルダ」、皆様から寄せていただいた情報を列挙しています。少しだけコメントを挟んだ項目もありますが、ここに収録した著作等の読後感なども、これからの情報交換に加えていけたらと思います。今回、江利川春雄先生、島岡丘先生、田中正道先生、田邉祐司先生に格別のご配慮を賜りました。厚くお礼申し上げます。引き続き皆様からの情報をお待ちしています▼私だけにこっそり教えてくださる情報も大歓迎です。最近も「日本の古本屋にこんなのが出てるよ」という嬉しいお知らせをいただきました。古書関係の情報を密やかに交わす楽しみもありますね▼榎本氏の言う「フォーマル」と「インフォーマル」な場の両者において、いろいろと自分の関心事を語っておくと、「こんなの知ってる?」と声をかけてくださる先輩会員の方も多くいらっしゃいます。これも我が学会の誇るべき点の一つでしょう。「情報は発信するところに集まる」ということを常々実感します。特に若い会員の皆さんは、「こんな情報を求めています」という声をぜひ挙げてみてください。きっといいことがありますよ▼5月例会は、全国大会を思わせる盛り上がりでした。若い学生さんの参加も多く、広い会場が一杯になりました。新年度になってご入会くださった方々もご参加くださり、また、会場で新たにご入会くださった方もありました。英語教育史の輪が世代や地域を越えて急速に広がっていることにワクワクします▼このたび、事務局長の交代もありました。この4年間、副会長との兼任で事務局をリードしてくださった江利川春雄氏の後を、事務局員として経験豊富な河村和也氏が引き継ぎます。新しい連絡先は冒頭ページをご覧ください▼月報編集部はこれまで通り。引き続きご支援のほど、よろしくお願いします。(HB)