「日本英学史学会中国・四国支部ニューズレター」No.89より
大学の初年次科目で「ノートテーキング」の一コマを担当するため，学生時代のノートを取り出してみました。英詩講義のメモや，修論に使えそうな英語表現を抜き出した大学ノート。今より遥かに若い文字を見て，なかなか頑張ってるじゃないか，と 30年前の自分に声をかけたくなりました。▼4年の春まで，大学生活イコール体育会の部活でした。引退してからの授業，卒論ゼミ，修士入試準備，教育実習などは，それまで疎かにしていた分，楽しくたまらない学問の日々でした。▼大学院で手がけた「基本語」のテーマは，他の研究者とは異なるアプローチを取りながら，今なお探究を続けています。あともう少し追いかけて，新たな形で世に問えないだろうか。そんな思いで，今回は発表したいと思っています。▼では皆様，来る総会，例会でお会いしましょう。（馬）
