英教史: 日本英語教育史学会月報206号

日本英語教育史学会の月報206号を発行しました。(抜粋[PDF]はここ
◆今回のEDITOR’S BOX
『英語教育』12月号「日本人はどんな英語を学んできたか:教科書の定番教材から見て」は、英語教育史の話題満載の興味深い特集でした。英語教科書の教材で今も心に残るものはありますか?という誌上アンケート、勝手に答えてみます。私の場合は中2のときのThe Gift of Magi、高2で読んだThe Lie、でしょうか。人生思い通りにいかないものですが、かなわなかったときこそ大切なものに気づく。ちょっと淋しくて、心が軽くならない話が好きでした。▼複数の会員の方から、資料探求コーナーを設けてはどうか、とのご提案を頂いています。「探している本」「提供しても良い本」の情報が掲載されれば、必要な人のもとへ必要な資料が渡り、リサイクル運動にもなりますね。具体的な方法を検討したいと思いますので、ご意見をお寄せください。▼広くウェブ上で資料を提供することもまた、研究組織としての大切な役割でしょうか。「近代デジタルライブラリー」に負けないデータベースを目指し、今度の例会では中間報告が行なわれます。(HB)