2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

英学史:ニューズレターNo.54

日本英学史学会中国・四国支部のニューズレターNo.54を発行。僕が事務局を担当するようになってから20号めの記念号。 支部発足は1977年だが、学会内外への広報活動は、さまざまな形をとっていた模様。広島支部と呼ばれていた時代に、第1号のニュースレターが…

歯磨きするノート

【英学徒の隠れ家日記より】 大型の連休が既に始まっている人もあるようだが、こちらは暦通り。休日もパソコンのキーボードを叩く日々を送っている。この時期は新学期の動きを軌道に乗せるための作業と、前年度の報告書やら、学会準備やら、なんやらかんやら…

英教史211回例会 / uma

20日の日曜日、日本英語教育史学会の第211回月例研究会に参加しました。2本の発表と続く質疑応答はいつもながら刺激的なものでした。 「戦後」という言葉は、どこに居るかによって異なるのですね。よく聞くと当たり前のようなことですが、「眼からウロコ」…

LE PRETRE ET SES DISCIPLES

倉田百三『出家とその弟子』のフランス語訳 LE PRETRE ET SES DISCIPLES(1932)が届いた。序文はロマン・ロラン(Romain Rolland)。 欧亜(ユーラシア)芸術界の最も見事な典型の一つで、これには西洋精神と極東精神とが互いに結びついてよく調和している…

歴史を科学することと、科学を歴史すること / 藤木の桜

「歴史を科学する」という言い方がある。ここの「科学する」というのは、科学的な手法で研究する、あるいは科学的な見方でものを考える、といったところか。歴史研究を科学的に進めることは、これまで以上に考えていきたいこと。 「○○を歴史する」という言い…

意味の無い独案内

【英学徒の隠れ家日記より】英学史研究者の一人として、聞き捨てならぬタイトルだ。意味の無い独案内だとお? 「意味が無い」という言葉を聞くと、悲しくなる。こんなことをしても意味が無い、と言う人がいる。その人は「意味が無い」というレッテルを貼るこ…

夜桜

【英学史の隠れ家日記より】 藤木の桜。英学校址の壮大なライトアップ。 ちょっと足を伸ばして、上野公園の夜桜も見てきました。 一年で一番良い季節です。 □ riverson 2008/04/08 23:54 見事な桜ですね。「上野公園」の文字を見て、東京に来ていらっしゃる…

英教史:月報218号

日本英語教育史学会の月報218号を発行した。(表紙ページは、ここ) 今回のEditor's Boxです。(読み終わった後の桜もお楽しみください。) EDITOR'S BOX 広島例会が終ると、あっという間に春がやってきます。桜の花はもちろんですが、その木々の下に集まる…