2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

英語新カードの続き

缶に入った『英語新カード』の続き。1年生用714枚中、アルファベット順に振られた最初の100番までに、6つの「欠番」があった。3, 23, 39, 76, 83, 93。それぞれ前後2枚のカードに記された単語を書いてみる。欠番には * を付けたが、さて、その欠番の単語は何…

カバーのない本

【英学徒の隠れ家日記より】 カバーをとって、またかける、と書いた。きれいな装丁の施された、その本独自のカバーのことだ。 新刊書店で文庫や新書を買うと、その書店の包装紙のようなカバーが要るかどうか尋ねられることがある。このカバーをすると、どん…

雪は続く

【英学徒の隠れ家日記より】 駐車場にとめたままの車に積もった雪が、どんどん厚くなる。寒い部屋の温度を上げるには、コンロに鍋をかけ、ちょっとした煮物や、ご飯を炊くのがいちばん早い。電気の暖房機器では、こうはいかない。 小さな炎を頼もしく思い、…

広島から上京した人々

日曜日は年の初めの英教史例会。明治期に東京外国語学校に置かれた第五臨時教員養成所に関する発表を聞き、その教育内容の詳細を、緻密な調査によりまとめられた資料によって学んだ。「資料はこう使って、こうまとめ、こうやって対象を歴史の中に位置づける…

リプトン

【英学徒の隠れ家日記より】週末は東京。気の置けない仲間たちと、絶品の鍋を囲む会。いろんな話が飛び出す中、どういう文脈だったか忘れたが、神保町のランチョンで「オールドの紅茶割り」を吉田健一が楽しんだ、という話を紹介した。出典は『昼間の酒宴』。…

カード学習

昨年秋に、英語カードを入手した。 英語研究編輯部(編)『学年別英語カード』研究社, 1909. 手に入れたのは、この第三学年用と第四学年用。いずれも増補訂正第70版で、第三学年用の箱の裏には大正9年、第四学年用には大正10年の発行とある(初版は明治42年)…

両面印刷派

【英学徒の隠れ家日記より】 両面印刷派の僕にしては珍しく、筆ペンで宛名を書いている。裏面がいつもと違うということもあるけれど、いくつになってもこの字じゃあ恥ずかしいなあ、という思いもあって、一枚一枚書くことにした。早くから賀状を送ってくださ…

一年で一番穏やかな日々

【英学徒の隠れ家日記より】 元旦は恒例の初日の出。三が日は日常の生活がストップしたような、静かで穏やかな日々だ。気は休まらないが、久し振りに仕事を忘れ(てはいないけどね)、休みを過ごす。 朝から何度もトランプに興じ、昼間は本屋さんを目指して…

桜咲く

【英学徒の隠れ家日記より】 大晦日は雪。近所の公園の桜は、雪の花で満開だ。 日付が変わり、新しい年になる。去年はいろいろあった(まあ、毎年いろいろあるけれど)。節目の年であったことは間違いないだろう。 ある英英辞典によると、"middle age"の定義…