外来語のない歌詞集

umamoto2009-06-26

「日本のことばを大切にし、余分な外来語を排した」と評される歌人の、コンプリートボックス(...)を聴き続けている。歌詞集をめくると、カタカナ語が皆無というわけではないが、そのほとんどは、日本語としてすでに定着している。
それでも、僕の日常会話で日本語としては使わないだろうなと思う語が、1つだけ登場する。
それは、ミステイク。
いや、彼の歌うことばだから、限りなく日本語に溶け込んでいる、と思わないでもない。僕が使わないというだけのことだ。そしてこの曲は、デュエットのお相手の声や、終盤のサックスの響きに惹かれるものを感じ、つい何度もくり返して聞いてしまう、お気に入りの曲なのだ。
歌詞集の目次に小さな文字で、この曲を作詞した人が村下孝蔵ではないことを知る。納得。