「福島プラン」を追う情熱

 週末の東京例会で若い研究者のすばらしい発表を聞いた。
 発表者の小林氏は、旧制福島中学で「福島プラン」を体験した人の情報を福島高校同窓会に求めた(同窓会サイトに依頼文も掲載されている)。ここから当時生徒だった方々へのインタビューが実現する。生の証言から「福島プラン」の一端をリアルに描き出そうとする小林氏の情熱に感動した。
 質疑応答では、フロアから根元的な問いを含む多くのコメントが寄せられた。その一つひとつに丁寧に答えた発表者の姿勢も見事だった。
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 来月の例会が迫っている。急いで月報を仕上げなくては。
 今年も残すところあと一週間。


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ワインの匂い/鍋で炊くご飯 【英学徒の隠れ家日記より】

 大切に取っておいたワインを開け、空ける。熟成された芳醇な味と香にクラクラする。変わらぬ友情に感謝。
 お気に入りのAORのアルバムを聞きながら、心地良い時間に浸った。

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 炊飯器を持たない僕は、少し前からレンジで炊くガラス器を使っていたが、吹きこぼれが多い上、出来上がりに納得がいかないので、鍋をガスコンロにかけて炊くことにした。水の量や火の強さや「絶対にフタを開けてはならない」といった炊き方を一通り頭に入れ、実際は適当に(フタを開けては様子を見ながら)、かなり短い時間で炊き上げた。なんだか飯盒炊爨のようだ。
 うまかった。これはやめられないね。

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