東京での収穫

今回の東京出張も、神保町ぶらぶらの時間が取れました。収穫は、

・宮田幸一『ヴァンドリエス言語学』興文社, 1940.(巌松堂で2,500円)
・菅沼岩蔵『初級英文典』三省堂, 1894.(日本書房で1,500円)

巌松堂では、勝俣活用辞典の初版(1,000円)も。

来月末に公開講座で「近代日本の教育と庄原英学校」という話をします。「近代」とはいったい何なのか、それをキーワードに「近代詩」や「近代日本文学」などの古本もいろいろゲットしました。目下のテーマをキーワードに探すときは、漫然と棚を眺めるより濃い出会いがありそうです。
『教育の原点をもとめて:文化の継承と発展』(岡山県立博物館の特別展解説。悠久堂で300円)では、近世教育の諸相を多くの写真入りで解説しています。広島英学の関係では、菅茶山の廉塾について書かれたページに目がとまりました。