馬込訪問

昨日は横浜開港記念館の閲覧室で調査。ここは横浜の歴史とかかわる英学史関連書籍や新聞・雑誌が充実している上、英学史学会の初代会長・豊田實博士の名を冠した文庫に学会の蔵書が寄託されていることもあって、私たちの研究分野について得られる情報はとても多いのです。明治初期の英和辞典や教科書、海外の英語教育の歴史をまとめた論文などを書庫から出してもらい閲覧。英学と日本の近代化について思索の時間を持つことができました。閲覧室は静かできれいで、わずか100円の料金で何時間でも利用できるのが嬉しい。
横浜から都内へ帰る途中、大森駅で降りて馬込文士村を散策。この地で亡くなった倉田百三も、文士村の一員としてレリーフが掲げられています。

馬込文士村資料展示室でマップを入手し、旧宅のあった場所へ。

ここから馬込図書館まで歩き、馬込文士村資料室の展示資料や、作家たちの作品を集めた書架を眺めました。百三の棚にも古いものが結構ありましたね。
閑静な住宅街の中を、とにかくよく歩きました。
今日は再び国会図書館