富士とタワーと古書街と

【英学徒の隠れ家日記(2009年1月10日)より】


青い空と白い雲。寒さの厳しい日は、富士の雄大さが映える。
新幹線の車窓からよく見えるのは冬の時期。富士を見るたびに、東京で学生時代を過ごした父が、「窓に顔を近づけないとてっぺんは見えないぞ」と言っていたのを思い出す。
彼が通ったM大学の、屋上のドームは今も、タワーのてっぺんにあるのですね。定宿から古書街へ向うたびに、そこを通る私。
電話で東京の寒さと今朝の富士のことを伝えると、東京駅の「うなぎボーン」のことを口にする。まったく懲りないオヤジだ。
帰りに探してみるかな。