英学史:ニューズレターNo.76

支部ニューズレターNo.76を発行。
http://tom.edisc.jp/eigaku/newsletter_bn/newsletter76.pdf


広島英学史の周辺(42)

長く続いた暑い夏がようやく終わり,急激に気温が下がってきました。ここ数年,秋雨の時期が後ろにずれている,ということをラジオで聞きました。冬の始まりも遅くなれば良いのですが,冬将軍はすでに日本に到着した模様です。▼「日本は亜熱帯だ」「これまでに経験したことのないような大雨」「夏と冬の二季になった」。こんな言葉を耳にすることが増えました。世の中が常でないのは当たり前ですが,「異常気象」と呼びたくなるほど,何かが違うように感じます。▼私の勤務する広島県北地域では,この季節になるとカメムシを見かけることが多くなります。大量に出る年は雪が多い,とも聞きます。毎年カメムシは多いし,冬はいつも寒いのですから,そんなに驚くことではないのですが,こちらもなんだか,いつもより多いような気がしています。▼いよいよ師走が近づいてきました。冬の研究例会,今年は山口市での開催です。プログラムをご覧いただきますと,このたびの例会は,「長州の英学」について研究を深める,またとない機会であることが分かります。▼先日,小学校の同窓会に出かけてきました。40 年近く前になりますが,当時広島市内の公立小学校では,関門橋,下関,秋芳洞秋吉台,萩などを巡る修学旅行が多かったのではないかと思います。雨の中を訪ねた東光寺や松下村塾のこと,開通間もない新幹線に乗ったことを思い出します。▼では皆様,山口でお会いしましょう。(馬)