バベルの図書館への、ささやかな挑戦

昨日から東京。国立国会図書館で調査をする。この巨大な図書館で、自分のテーマに関わる資料をどう引き出していくか。その道筋が、毎回少しずつ分かってくるのも楽しい。
今回は議会官庁資料室に入り、近現代の史料や、ずらりと並んだ官報などに当る。雑誌タイトルからのオンライン複写サービスでは、明治期の教科書に関するものや、メンタルレキシコン研究に関するものなどを集める。
こうやって、少しずつ少しずつ、テーマを深めてはいるが、なにせ筆が遅い。だから、いつも諸先輩にハッパをかけられる。
自分が事務に関わっている学会紀要が査読制をとるようになってから8年くらい経つが、その間、審査にパスして掲載されたのは、単著と共著が1本ずつ。あとはシンポジウムの発言内容をまとめた論考が2点。まだまだだ。来年こそは出すぞ、と決意を新たにする(それを忘れないために、ここに書いておく)。
東京へ来る前の日に行った授業の資料をアップした(ここ)。