ひさしぶりの

ひさしぶりの「日記」です。

師走の前から走り続けていますが、今月に入ってからの英学史・英語教育史関係の話題を(学会事務局の仕事日記ですね)。

★12月3日に日本英学史学会中国・四国支部研究例会(今年度第2回・通算53回)を岡山で開催。プログラムはこちら。講演、研究発表、資料見学、懇親会と、すべてにわたって充実した会となりました。地元の関係者に感謝。日本にエスペラントが入って来た頃のこと、伊藤博文の英語修業、津山英学の系譜、第六高等学校の歴史、などなど、英学に対する興味が益々深まる一日となりました。

★12月7日付けで日本英語教育史学会月報第196号を発行(抜粋はこちら)。末尾のEDITOR'S BOXは次の通り。

EDITOR’S BOX 幼い頃に「東京はよく揺れる」と聞いていました。それに比べて広島は地震が少ないから安心、と。ところがこの10年の間に、阪神淡路、鳥取西、芸予と名づけられた大きな地震の度に、驚くほどの強い揺れを広島でも感じました。芸予のときは2ヶ月後に広島での全国大会を控えており、当時の事務局の皆様にご心配をおかけしたことを覚えています。▼一方、東京は思ったほど揺れないなあ、との印象です。(少なくとも私が滞在している間は、ですが。)最近覚えているのは、品川に泊まった6月例会の夜に少し揺れたくらいです。▼そんな都心を大きく揺るがしたのが構造計算書の偽造問題。営業を休止したホテルの中には、何度か宿泊したホテルが2つ含まれています。都会らしいスマートさが気に入っていたので、少し残念。▼先月の専修大での例会翌日。ゆっくりできたので古本漁りへ出かけました。店頭のワゴンの中から、恩師が紹介してくれた新津米蔵『英文法総覧』や、先輩が「千円以下なら買っておけ」と教えてくれたPocket Oxford Dictionaryの第4版などをゲット。ぶらぶら歩いていると、子どもたちに大人気のレイザーラモンHGを街中で見かけ、思わず「本物フォー!」(すみません・・・)▼いよいよ師走。今月の例会は小篠会長の御発表が予定されています。そして例会後は忘年会。皆様どうか奮ってご参加ください。▼冬本番の到来で、ここ備北の町は雪に覆われています。皆様も寒さ対策を十分になさって、どうかお身体にお気をつけください。では東京でお会いしましょう。

今月の例会もいろんな収穫があるように。