日本英語教育史学会月報197号

今年のブログは、

英学史と英語教育史に関する
・研究
・学会事務局の仕事
・古本関係

について、引き続き発信していきたいと思います。

昨夜ようやく英語教育史月報のウェブ版発送。郵送版はこれからです。
抜粋はこちら

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 記録的な大雪となった師走もあと数時間となった大晦日にこの文章を書いています。間もなく新しい年がやってきます。▼堤美佐子会員より『竹原文庫蔵書目録』(稲積包昭・堤 美佐子 共編, 大手前大学交流文化研究所)を送って頂きました。竹原常太氏の遺族が保管していた膨大な蔵書との出会い、カード化と入力、寄贈の受け入れ先探しなど、「竹原文庫」の設立とその目録作成に至るご苦労話が「あとがき」に記されています。竹原の著作、教科書、日本文化、商業英語など、18に分類された1,300点に及ぶリストは、竹原が残した仕事とその背景を知る上で極めて貴重な資料です。この目録の誕生を心から喜び、また、編者の丹念なお仕事に敬意を表したいと思います。ぜひ一度、大手前大学西宮図書館を訪ね、実物の数々を閲覧させて頂く機会を持ちたいものです。▼インターネット上では、ブログと呼ばれる情報サイトが物凄い勢いで広がっています。英語教育史や英学史に関するブログで今とてもアツいのは「開国後の日本―英学史・英語教育史・娯楽移入」。ナショナルリーダー、ロバート・バーンズ、近代競馬の発祥など、様々な話題をクイズ形式で提供するこのサイト、さて作者はどなたでしょう?(クイズです。ヒント:本月報2ページの写真に写っている会員の方です)▼月報の編集を担当するようになって一年余、会員の皆様から励ましのお便りや様々な情報をたくさんお寄せ頂いています。本当にありがとうございます。新年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。▼では1月例会でお会いしましょう。例会後は恒例の新年会。こちらもお楽しみに。(HB)